アイスキッズのぼうけん

  • 教育画劇 (2012年6月1日発売)
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感想 : 17
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チョコミント、マンゴー、ソーダラムネのアイス3兄弟。
今朝もお母さんは庭のかき氷の花にシロップを掛けている。
おいしそうなシロップは氷の山から管で運ばれてきているのだとか。
その源流を見たくなった3人は、お母さんの注意も聞こえない内に冒険に出掛けてしまう。
最初に立ちはだかったのは、チョコレートファウンテン。
熱々のチョコレートを掛けてくるけれど、アイスキッズたちの冷たい息吹でカチンコチンに凍りそうになり、負けを認める。
次に出会ったのは、油の温泉に浸かっているドーナツ。
この熱い中を通れるならどうぞ、どうぞ、と。
3人は衣の池を見つけて、衣を身にまとって、無事油の温泉をクリア。
とうとう、氷の山が見えてきた。
頂上から大きなアイスバーの犬が追い掛けてくるけれど、かき氷の仙人が助けてくれる。
シロップの滝を見学して、お土産に種とじょうろをくれる。
庭に植えると大きなかき氷が出来て、じょうろからは七色のシロップが。
それは、氷の山に掛かっていた虹と同じ色だったのだった。

おいしそうな冒険。
アイスが衣の皮を着る部分がナイスアイディア。
揚げアイス!
最後の種とじょうろはありがちだけれど、いい終わり方。

ミルフィーユちゃんに家庭教師として出てきた、フルーツパフェやフルーツゼリーも脇役として登場。
まだ読んでないけれど、フルーツタルトさんの家族も脇役として登場。

タイトルの文字最初「アイスモッズ」と読んで、モッズってなんだっけ…と思ってしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014/04
感想投稿日 : 2014年4月16日
読了日 : 2014年4月16日
本棚登録日 : 2014年4月16日

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