うさぎのみみはなぜながい (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店 (1982年7月20日発売)
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本棚登録 : 492
感想 : 45
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昔々、うさぎのまだ耳が短かったころ、うさぎは体が小さくて猛獣たちに襲われていらうので、神様に自分に大きな体を与えてくださいと頼む。
神様は、森の猛獣トラ、一番獰猛なワニ、狡賢いサルの皮を剥いできたら、うさぎの望みを叶えてやろう、と言う。
うさぎは知恵を働かせ、3匹の皮を剥いで、神様のもとへ持って行くと、うさぎは小さな体なのに頭が良い、その上体まで大きくしてしまったら、他の動物たちがうさぎの犠牲になってしまうので、全てを大きくすることは出来ない、一部だけ望みを叶えてやろう、とうさぎの耳を持って放り投げた。
海に落ちたうさぎは、耳だけが長くなっていたのだった。

体が小さいから、危険を察知出来るように耳を大きくしてもらった、という話もあったような気がするけれど、こんな話もあったんだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013/04
感想投稿日 : 2013年4月18日
読了日 : 2013年4月18日
本棚登録日 : 2013年4月18日

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