町外れに住む素敵な髪飾りをたくさんつけている女の子は自分が素敵だから待っていても友達が訪ねてくると思っていた。
その家の扉にはドアノブがなくて外からは開けられれなかった。
待ちくたびれた女の子はあるとき町へ。
こんな素敵な髪飾りだから誰もが友達になりたいと思うはず、と。
でも髪飾りが邪魔をして、思うように出来ない。
髪飾りも女の子が失敗するたびに落ちて減っていく。
女の子が転んだ表紙に髪飾りで花を潰してしまう。
こんな髪飾りがあったばっかりに、と思った女の子は髪飾りを捨てて自分の家へ帰る。
その後、途中で落とした髪飾りの中に紛れていた、家の取手を拾った人が友達になろうと女の子の家へ訪ねてきた。
紙質が素敵。
絵も細かくてきれい。
髪飾りの中に紛れていた取手は最初から髪飾りの中に描かれていたし、落ちるときもキラキラ光って重要性が強調されていて、きちんと絵の中に伏線があったのはすごい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2012/01
- 感想投稿日 : 2012年1月1日
- 読了日 : 2012年1月1日
- 本棚登録日 : 2012年1月1日
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