題名の割に丁寧にハンス・オフト時代~ザッケローニ時代までの日本代表の戦術的進化を解説し、そのうえでのハリル体制を読み解く本。
日本代表の戦術進化内容について非常に丁寧に書かれている為、それだけでも今となっても読む意味合いは残されていると思う。
ただこの本の一番興味深い所は、元技術委員長で監督抜擢をした霜田氏へのインタビューだろう。
ハリルがなぜ選ばれ、そして解任されたかを伺うには十分な内容でそこだけでも本書を読む意味がある。
と、皮肉ではあるが今となってはそういう目線で読んでしまう著書になっている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サッカー
- 感想投稿日 : 2018年7月28日
- 読了日 : 2018年7月28日
- 本棚登録日 : 2018年7月28日
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