奇数章、偶数章で別々の視点から描かれている小説で、最初は繋がりがよく分からないが、読み進めていくうちに奇数章と偶数章が有機的に絡み合い、とある殺人事件の真相が浮かび上がってくるという仕掛けであった。地下室に閉じ込められたシーンで死亡した人の肉を食べるというシーンがあり、文章でありながら、電車の中で嫌悪感丸出しの顔をしてしまった。一見、「交換殺人」であるが、最後に一捻りあり、「なるほどー」と唸らせる終わり方をする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2013年3月15日
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