ブリジャートンシリーズ折り返しを過ぎて後半。主役はEのエロイーズ。コリンとペネロペの結婚から数日後、エロイーズは文通相手に会いに……というお話だけど、やっかいな愛すべき兄弟達がそれをすんなり許すはずもなく、またもやダフネの時同様の大騒ぎ。やっぱりこの兄弟好きだわ。アンソニーも(自分が主人公の話ではけっこう嫌な奴だったくせに)ほろりとさせるお兄ちゃんっぷりを発揮するし、ベネディクトは相変わらず椅子の足二本でバランスしようとするし、コリンが相手をいらつかせる手腕も相変わらずで、この家族に8人しか兄弟がいないのが残念に思われる。それにこのシリーズで必ずある「結婚による再生の物語」には今回もしんみりした。楽しい読書だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ロマンス(歴史)
- 感想投稿日 : 2011年5月21日
- 読了日 : 2011年5月21日
- 本棚登録日 : 2011年5月21日
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