インターネットのない70年代の日本で、どのように「洋楽」が聴かれていたのか。その様子が垣間見える「まえがき」だけでも一読の価値はあるかと。限られた情報量で、誤解を含む独自解釈で海外の音楽を取り入れて自分たちの音楽を作ろうと試みた音楽家たちの当時の闘いの記録が、1人のリスナーの目線で丁寧に綴られていて脳内に70年代の音楽風景が広がる。
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- 感想投稿日 : 2021年2月18日
- 読了日 : 2021年2月18日
- 本棚登録日 : 2021年2月18日
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