「親子の絆はへその緒でも卵の殻でもないこともわかった。それはもっと、掴みどころがなくてとても確かなもの。だいたい大切なものはみんなそうだ。」
血が繋がっていなくても、親子は親子。言葉で説明できるほど単純なものではない。
その感覚がこの文章にうまく表現されている。
子どもに聞かれたことに、自分の信念を持って答える母親の姿が素敵だなと思った。
当たり前の答えを教えるのではなく、自分の答えを子どもに伝える、その姿勢から学ぶものがあった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年4月5日
- 読了日 : 2021年4月5日
- 本棚登録日 : 2021年4月5日
みんなの感想をみる