学生時代に出会っていたらなあ,という本。ベクトル解析やフーリエ変換,複素関数論,解析力学など,基本をイメージで把握しようという本。結構有名な本らしいけど,誰も教えてくれなかったよ…。
複素数の掛け算は回転+拡大だ,とか,rotは流速の差による渦の回転軸を向く,とか,個々の話はどこかで聞いているが,それがまとまっているのが良い。厳密さを犠牲にして徹底的にイメージ化してるのも分かりやすい。
それはそうと,この普及版の解説を書いているのって,出身研究室を継いだ先生だ…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2012年1月24日
- 読了日 : 2012年1月23日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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