歌舞伎入門書としては僕が読んだ中では最も面白かった。
十二代市川團十郎著ということもあり、歌舞伎の国内・世界の立ち位置を踏まえつつ、歴史や演目などの基本情報を教えてくれる。
歌舞伎が今後どのような歩みで国内で生き続け、世界に広がっていくかについての意見が必読。そこにはやはり島国日本の精神が宿っているように僕は感じた。
【メモ】
敗戦 英雄を好まない 戦勝 好む
東洲斎写楽 慶應図書館 「恋女房
近代には西洋にアピールするため史実に忠実 高尚さ
川上音二郎 貞奴もパリのオペラ座へ 9代目と縁
赤ちゃん グー親指を中に 荒事は「童の心、純真無垢な心でやれ」
西洋 ギリシャ時代は上へ上への知識はないが、キリストユダヤで神の存在が認識されてから!オペラ座でロイヤルボックスは上にある
東洋 ロイヤルボックスは下
聖徳太子 法律を作り仏教を導入
神道→踊り 仏教→舞 (飛び跳ねる、弾み
能 ヨーロッパの中に人間の動と静に関心 ゆっくり動く中に人間の本質があり、楽しい 風姿花伝!!
秀吉は茶道の次に能に目をつけた
脳と狂言を合わせて能楽
倭国の人は刺青 海に潜り敵からみを守るため
赤い顔 黒い歯 眉ふとが美人 →文明の発展で建物ができて暗くなると白くして目立つようにら
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- 感想投稿日 : 2020年1月31日
- 読了日 : 2019年12月23日
- 本棚登録日 : 2019年12月23日
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