ふいにあなたが舞い降りて (ライムブックス ク 1-2)

  • 原書房 (2006年2月1日発売)
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本棚登録 : 103
感想 : 10
4

19世紀ロンドン。30歳の誕生日を目前にして、女流作家アマンダは、ある決心をした。記念すべき誕生日に、「男娼」と初体験をすることに決めたのだ。約束の時刻。現れたのは、イメージしていた「プロ」には似つかわしくない、知的で、どこか危険な感じのする美貌の青年だった。いったい、どういうこと?しかし、短く甘いひと時を過ごすと、青年は名も告げず、「夢の途中」で立ち去った。数日後のあるパーティー、アマンダの前に再びその青年が現れた。彼こそが、アマンダの最も嫌う急成長の出版社の社長、ジャック・デヴリンだったのだ。ジャックはアマンダにある出版計画をもちかけるが…二人の一筋縄ではゆかない恋の行方は。
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あまりロマンス小説の感想は書かない感じですが、(翻訳者が好きな場合はかなり書いちゃいますが~)この作品はかなり設定がかわいくて、思わず。

女子のスペック、30歳、小太り、髪の毛の巻き毛がかなり癖がすごいわ量が多いわって結構大変そう。
男子のスペック、自称31歳、美男、過去に暗い影があってビジネスで成功している。というまぁロマンス小説らしいといえばらしいです。男子のほうはw

女子の設定はすごいどこにでもいそうなオールドミスの小説家って感じなんですよね~。
で。すごいいじけてるんだけど、だんだんかわいく見えてくるのがよかったです。

ちゅか、男子のほうの嘘がすげえ(爆)
オールドミスであることを本当は気にしているヒロインを慮ってるけど、ばれたらあなたそれはしばかれますよwww
いつまでごまかすつもりだったんでしょ?
男娼偽ってたのも、消し飛ぶくらいなしょうもないけど気にする嘘だもん。
もう手段選ばないというか、彼女のコンプレックスを的確に初対面から見抜いているのが嘘の始まりですが、これはと思った女子を手に入れるためにうそもいとわないところがすごいです。

その割りに彼女にサヨナラされたときに結構あっさり引いてその後地獄を味わってるところが、実際年齢があれな感じでかわいかったですね~。
たまに暇つぶしでロマンス小説読みますが、これはかなりかわいくて笑えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロマンス
感想投稿日 : 2011年10月18日
読了日 : 2011年10月18日
本棚登録日 : 2011年10月18日

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