RPGゲームみたいな内容に、最初はあまり好みじゃないな……と思いながら読み始めたのだが。
舞台となった江戸時代、将軍綱吉の御代で実際に起こった史実を、作者なりに解釈した場面が散りばめられており、興味深く読んだ。
そこに、肉体を捨て時間を超越する存在となったという設定で、ずっと昔に活躍した安倍晴明、空海、役行者が出てくる……というのは少し詰め込みすぎで、敵との戦いが少々あっけなさ過ぎる感はあるけど。
まあ、陰陽師が出てくるのならそこだけでも大好物。
楽しかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2015年10月27日
- 読了日 : 2015年10月27日
- 本棚登録日 : 2015年10月27日
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