芭蕉魔星陣 (講談社文庫 い 31-10)

著者 :
  • 講談社 (1995年7月1日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 4
5

RPGゲームみたいな内容に、最初はあまり好みじゃないな……と思いながら読み始めたのだが。
舞台となった江戸時代、将軍綱吉の御代で実際に起こった史実を、作者なりに解釈した場面が散りばめられており、興味深く読んだ。
そこに、肉体を捨て時間を超越する存在となったという設定で、ずっと昔に活躍した安倍晴明、空海、役行者が出てくる……というのは少し詰め込みすぎで、敵との戦いが少々あっけなさ過ぎる感はあるけど。
まあ、陰陽師が出てくるのならそこだけでも大好物。
楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2015年10月27日
読了日 : 2015年10月27日
本棚登録日 : 2015年10月27日

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