笑う大天使 第2巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年9月1日発売)
4.11
  • (192)
  • (56)
  • (145)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 931
感想 : 75
5

*1巻2巻併せての感想です。

*****

この作品を読むまでの道のり。
つじあやのさんのブログを読む。
「映画の主題歌かぁ、『笑う大天使』??どんなのだろう…」
映画の公式ページを拝見。
「上野樹里ちゃんだ、予告編は」
 ・ 
 ・
 ・
なんじゃ、こりゃ。
めっっちゃコメディ??えー原作あるの??川原泉…あー、有名なひと(本当にとても有名な漫画家さん)やっていうんは知ってる…でも、古い少女漫画やから読み難いかも…。
すごく、すごく偏見持ちの私。
前言撤回。
めちゃくちゃ面白いです。

*****

聖ミカエル学園。由緒正しき、まごう事なきお嬢さまのための学校といえる場所。
そんな学校に3人の庶民が通っていた。
普段は猫をひっかぶり、お嬢さまを演じていた彼女たちであったが、ある出来事をきっかけにお互いが庶民であることを知り…。

*****

最初の設定自体はまぁ、理解できる範囲だな、と思うんです。
ほんとは庶民の子がおじょーさま学校へ。
ただ、その後の展開がまさしく奇想天外(笑)
えっ、えっ、そんなのアリ??
文庫本2冊の間にそんなつっこみが幾度か入る。
アリなんです。そういう強気の姿勢が見える流れ。
マンガはそれくらいの勢いがあってこそですよね。フィクションなんやから何でもアリなのだ。
でも、無茶苦茶派手なぶっ飛びではないのに、このインパクトは何でしょう。
私はいたくお気に入りとなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2019年6月7日
読了日 : 2006年5月14日
本棚登録日 : 2013年4月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする