一人一人が、ゴツゴツといびつで、切り立っていたりざらついていたり、
手のひらですくい上げると色も形もさまざまな、そんな石を連想してしまったペリー家の人々。
次々襲い来る悲惨なできごとに、互いに関わり合いながら、向き合うすべを探しだしてゆく。
家族物語ではあるけれど、ありがちな甘ったるさや湿っぽさはない。
だからこそか、かえって深いつながりを感じた。
過激で痛々しくて、でもユーモラスで哀しく暖かい物語。
彼らみな、愛おしい。
いつの日か、また読み返しそう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(翻訳)
- 感想投稿日 : 2012年7月24日
- 読了日 : 2012年7月24日
- 本棚登録日 : 2012年7月24日
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コメント 3件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/07/24
pponさんのコメント
2012/07/25
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/07/27