はじめてのゲーム理論 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2012年8月21日発売)
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本棚登録 : 391
感想 : 32
3

ぉわー。
また大分内容を忘れてしまった。。
とりあえず、ゲーム理論って、囚人のジレンマくらいしか知らなかったけど、もうちょっといろいろあったんだね、っていう(笑)。
そして、なんで「ゲーム理論」というかって、実際、ポーカーとかのゲームで勝つ可能性を最大化させる研究から始まっているっぽぃ。
ある意味新しく、また理解もなかなか難解(?ついパレート最適とかを考えてしまうから、というだけですが)なのは、ナッシュ均衡の考え方。
つまり、「自分も相手も、お互いに相手の予想通りの戦略を選ぶことが、お互いにとって最善になっている状態」(p. 30)。
まぁなんていうか、予想が大方できる場合の話かな、という感じですが。
あとは、平等性(絶対的1/2)と衡平性(各自納得の1/2)が異なる話とかは面白かったかな。
きちんと1/2にしたいときのナイフ移動方の話とかも分かりやすいし、またなんとも賢いな、と感じて面白かったな。

そうそう、あと、まさかゲーム理論が選挙の1票の平等性とかの話にもつながっていくんだ!と思ってちょっとびっくりした。
その辺は、またほかの本も読んだりして、深められたらいいなぁ。(いつか 笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他知識本
感想投稿日 : 2015年5月25日
読了日 : 2015年5月10日
本棚登録日 : 2015年5月25日

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