メガバンク最終決戦 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2016年1月28日発売)
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本棚登録 : 260
感想 : 25
3

初め、読んで、the経済小説なのかと思ったけど、なんか、イメージよりも泥臭かったというか、人間ドラマだったー。最後はちょっと出来すぎなくらいの伏線回収で(笑)。
まぁ、でも実際、結構そういう世界の話なんだろうなぁ。
銀行の合併と派閥争いの話、省庁による監督と銀行業務の関係、政界の謎の汚職と犠牲者、恋愛と優しさ、グローバル化と日本の矜持の関係、みたいなものを交えつつの勧善懲悪小説でしたー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年5月1日
読了日 : 2018年5月1日
本棚登録日 : 2018年5月1日

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