戦う司書と絶望の魔王 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2009年7月24日発売)
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本棚登録 : 269
感想 : 15
4

ルルタとニーニウの悲恋が産んだ悲劇。
とにかく読んでて胸がいたかった。英雄として崇められてるルルタも所詮はやっぱり人間なんだよ。恋だってしたくなるし、怖くもなるし。
ニーニウだってそう。
皆を助けたい、その気持ちが大きかったけど、ルルタへの愛に目覚めたらやっぱりねぇ。
でも時代がそうさせてくれなかたったんだよね。
ニーニウがホンマに救いがない。辛い。
その後ルルタを殺すための道具として作られたチャコリー。
チャコリーも辛い。わかるけど、このような魂の作り替えにより、ルルタを愛して、殺すとか。
でも、だんだんと色んな伏線を回収してきてる気がしてる。
ハミュッツ=メセタ。
この人の死んでからの活躍が楽しみ!!
最後まで目が離せない&続きが気になる9巻でした。
10巻は刮目するべし!これにつきる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ
感想投稿日 : 2011年8月10日
読了日 : 2011年8月9日
本棚登録日 : 2011年8月9日

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