経営学を歴史的な視点から体系的に俯瞰したいと考えていたので、そういう面でバッチリな書籍でした。
経営学やマネジメントってなんだろうか、というレベルの初学者にピッタリの一冊だと思います。
戦後の企業活動について、その当時の時代背景と、生み出された理論が、整理されています。
自分もいままで社会人学生として学んできた経営学を、時間軸で整理することが出来ました。
また経営学は、戦略・組織・心理学など かなり学際的な学問であり、企業の実践と密接に関係付けられています。今後も、その時代のニーズと共に歩むのだなと、あらためて感じました。
逆説的に、歴史を学ぶということの重要性も痛感。
第二部として、現代の経営課題として、イノベーションとグローバル化の解説があります。
現代のテーマのため、明確な指針はありませんが、双方共に自社の課題でもありますので、本書の解説をヒントに考えていきたいと思います。
著書の主張する"アンビション(志向)"を足がかりに!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経営学
- 感想投稿日 : 2017年5月7日
- 読了日 : 2017年5月13日
- 本棚登録日 : 2017年5月7日
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