滋賀県の山の中の限界集落にひっそりと暮らす梟の一族。そう聞くと、甲賀の忍?とまず思う。
梟は、眠らない。睡眠を必要としない一族なのだ。
梟の一族が住む集落が、ある夜襲われた。
祖母の指示で風穴に隠れ、たった一人残った梟純血の娘、史奈。
行方不明となった一族の皆はどこにいるのか?生きているのか?
現代を生きる忍の、エンターテイメント小説かと思いきや、意外にも梟の一族の謎に迫るサイエンスミステリーでもあり、若い史奈の成長物語でもあるように思えた。
最後まで、先が気になり一気読み。
少しごちゃついた部分もあったけれど、勢いで楽しく読み切った。
出来たら、これからの史奈たち梟の一族を見てみたい気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年11月26日
- 読了日 : 2022年11月26日
- 本棚登録日 : 2022年11月26日
みんなの感想をみる