「春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも」という万葉集の和歌がタイトルの元になっている。主人公、栩谷(くたに)の気持ちを象徴しているかのような雨が印象的だった。栩谷の名は、「花腐し(はなくたし)」から取ったのだろうか。
芥川賞を受賞した表題作のほか、1作品収録。
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カテゴリ:
芥川賞受賞作
- 感想投稿日 : 2024年1月21日
- 読了日 : 2024年1月21日
- 本棚登録日 : 2024年1月21日
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