花腐し (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年6月15日発売)
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本棚登録 : 252
感想 : 32
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「春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも」という万葉集の和歌がタイトルの元になっている。主人公、栩谷(くたに)の気持ちを象徴しているかのような雨が印象的だった。栩谷の名は、「花腐し(はなくたし)」から取ったのだろうか。

芥川賞を受賞した表題作のほか、1作品収録。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 芥川賞受賞作
感想投稿日 : 2024年1月21日
読了日 : 2024年1月21日
本棚登録日 : 2024年1月21日

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