アイルランド出身のマーク・ボイル。
エコノミーとエネルギー問題、フードロスや地球環境を考える問題提起として1年間お金を使わない生活をスタート!場所は山奥…ではなく都市近郊。お金なし生活でマークが伝えたかったことは…。
都市近郊っていうのもポイント。
フードロスの問題提起として消費期限が切れた商品をスーパーのゴミ箱から採取(フリーガンというらしい。ラベルがちょっと汚れたから売れないとか、定められた消費期限が明日で切れるから廃棄とか…そういったものから市場で廃棄される食べられる野菜などをピックする)できるのが都市ならではのこと。
ビーガン、オーガニックのものしか食べない(継続可能な農業)
移動は自転車か徒歩かヒッチハイク(カーボンフットプリント問題)
パソコンなどの電気は手回し発電機・太陽光などなど
と、彼が決めたルールにのっとって1年間を過ごすという実験的生活。
かなり極端だけど…まあ実験的生活だしね
で…この生活、かなり不便
地球上の人類の便利さは何らかの代償によって支えられているっていうのはよくわかった!
わかったけど…
なんかね~もやもやする
いや、問題提起なのは伝わった
けどなんかマネできることってあるかな~
マネはできんかも…
で、ひえ~!!と思ったのが
「わきだめし」
ためた水シャワーのみ(せっけんなし)を浴びることについて「臭くなるのでは?」という質問者にわきのニオイを嗅いでもらうというもの。マークさん曰く「ビーガンだし体臭はない」って書いてるけど…ビーガンでもなんでもわきの下は汗かくし新陳代謝してるよ…体臭ないっていう人って自分が気がつかないだけだと思う。
見ず知らずの人のワキなんて嗅ぎたくない~!
っと、全く経済とか環境汚染とか継続可能な生活とかとは全く違う印象が強烈に残った本でした。
こんなピント外れな感想ですみません!
- 感想投稿日 : 2021年9月2日
- 読了日 : 2021年9月2日
- 本棚登録日 : 2021年9月2日
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