女性が幸せになるためには家庭から夫をリストラすべしという新しい家族の在り方を提唱している。学生時代、牧師の先生にすすめられて積んでいたけどどうしてすすめられたのかは憶えていない。
恋愛にも結婚にも興味がなくどちらかといえばフェミニストに近いわたしだけど読んでいるあいだじゅう具合が悪かった。夫婦両者からすれば目から鱗も剥がれるだろうけど子どもとの問題、子どもの意見はどうなのかっていうのがはっきり示されていないように思う。親がふたりそろっていたって家庭に不満足な人間はごまんといるものだけど(わたしのように)、だからといって両親といっしょに暮らさない、ということが子どもに影響を与えないものなのか。
何だかジェンダフルで読むのがしんどかった。人間関係は広範囲に伸びて豊かになるけれど「広く浅く」になってないか?男ってそういうもんだから、に納得できないうちは、男が嫌いだ。ここまで書いてわたしも案外オンリーユー・フォーエバー症候群なのかもと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月1日
- 読了日 : 2014年5月1日
- 本棚登録日 : 2014年5月1日
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