アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2012年1月17日発売)
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本棚登録 : 258
感想 : 32

「でもその声は、
とっても青い空によくにあっていて、
まるで上等のバターをのせたように、
青い空にとろっととろけて光りました。」

こういう、どうしようもなくときめいて
脳味噌もとろとろとなってしまいそうな言葉たちが、
なんでもない顔をしてあちこちに潜んでいる凄さ。

モモちゃんとアカネちゃんの成長ぶりに
親戚のおばちゃんみたいな気分で頼もしく感じつつ、
気付いたらあれこれに泣いていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: jugendliteratur
感想投稿日 : 2013年12月6日
読了日 : 2013年12月6日
本棚登録日 : 2013年12月5日

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