ゴミから見えるこの素晴らしき世界。
ゴミ清掃員のことを考えたことがなかったということに気付いた。見たことがないわけではない。でも考えたことはなかった。
臭いものに蓋ではないが、普段、目をそらしているものがある。でもそこにきっと人の本質が現れる。ゴミの出し方を考えること。自分の代わりにゴミを片付けてくれる人がいると思うこと。自分が出したゴミがどこにいくか考えること。これからの地球のことを思うこと。
この本を読まない人に、自分の考えをどう伝えるか、という著者の言葉にハッとした。この本を手に取った自分は、変わらざるを得ない。もうこの本を読む前の自分とは違った自分になっている。どうしたら伝わるか、はどの分野の人にも共通する悩み。読んだ自分は、伝える側になりたい。どうかこの本を一人でも多くの人が手に取って、ゴミのことを考えてくれるように。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
51: 建設工学. 土木工学
- 感想投稿日 : 2021年1月14日
- 読了日 : 2021年1月10日
- 本棚登録日 : 2021年1月14日
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