自分の母や、子を産み母となった友達に贈りたくなる本だった。もちろん自分が読んでもほろりとする良い本だった。
(本書とは一切関係ない)西原理恵子の「毎日かあさん」を私は読んだことがないけれど、娘さんの告白に胸が痛んだ。
娘さんの独白を知ったのはこの本をネットで注文したあとだったので、届くまで(家族をテーマにした漫画という共通点を持つが、この本が描かれる家族を傷つけるような作品だったらどうしよう?)と心配した。
けれど、この本は娘側であった作者が、お母さんとの他愛ない日常を描くもので、個別具体的な内容、誰かを傷つけかねないような表現はなかった。でも些細な言葉やイラストに多くの人が子供時代を懐かしく思い出すのではないかなと思う。
私の心配は杞憂だった、凪の日々に心が和らぐ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2022
- 感想投稿日 : 2022年6月17日
- 読了日 : 2022年6月17日
- 本棚登録日 : 2022年6月17日
みんなの感想をみる