ちょっと読むのが遅すぎた。目新しい内容もなく、古い統計で危機感を煽る。そして、未だ変わらぬ問題を改めて噛み締めた。
女性活躍を言うなら、男性による家事労働活躍を同時に進めないと解決に至らない。また、子育てした苦労を子無しのダブルインカム夫婦に捧げるのではなく、ダブルインカムは金余りになるから自費で老後。子供世代が支払う年金は直接生みの親へ、という制度設計が素直で良いと思うのだが、年金に頼らず生活できぬ子無しのシングル等もいて、一筋縄ではいかないか。
公助、自助、共助という言葉があるが、自助を促す制度としての拠出年金やNISAみたいな資産運用を促すのも良いが、生活力と稼ぐ力を与え、ギリギリの生活を前提として株主を肥やす構造を見直すべきではないのか。極小数が世界の富を独占しても、誰も幸せにならないと思うのだが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年9月15日
- 読了日 : 2023年9月15日
- 本棚登録日 : 2023年9月15日
みんなの感想をみる