東雲の途 (光文社文庫 あ 46-5 光文社時代小説文庫)

  • 光文社 (2014年8月7日発売)
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感想 : 38
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遠野屋メイン。すげの里の瑠璃が結局どうだったのかよくわからなかった。終わり方は、いきなり紅花が出てきていきなり終わっちゃった?って感じ。だから読了感はイマイチだけど、あさのさんの醍醐味である人物描写は今回も健在でした。自分の暗い過去にずっと背を向けてきた清之介が、それに目を向けようと決心したのは、清之介の大きな成長になっただろう。旅の描写も素敵。そこにいるだけでいい。そんな、伊佐治さんのような人になりたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年12月30日
読了日 : 2015年12月30日
本棚登録日 : 2015年11月1日

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