人は優しく卑しく微笑ましい。混濁した感情にほんの少しだけ嘘をないまぜにして面白みに変えていく生活は、食文化や骨董の蒐集への傾倒に癒しを探求する。時に落胆し、さりとて歓喜する、さざ波のようでも無風ではない日常に、嗜好の彩りは暮しの愉しみとなる。いいじゃない、一度きりの人生なんだから。
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- 感想投稿日 : 2022年1月19日
- 読了日 : 2022年1月19日
- 本棚登録日 : 2022年1月19日
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