千億の夜をこえて ―炎の蜃気楼(ミラージュ) 〈40〉 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2004年4月27日発売)
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本棚登録 : 381
感想 : 66
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同性愛だけど、あまりにも壮大なスケールで描かれた世界観や、構成力に圧巻です。各キャラクターたちの魅力的な個性や、心理などの描写も申し分ないです。

ただサクサク読み進めたい人にはキツいと感じるかも…?

まだ全巻読んでないのですが(汗)、高耶と直江のあまりにも一途でお互いを求めるその姿に胸が打たれます。
これほどまでに苦しみもがき、一途に愛を貫いた純愛はそうそうないのではと…。

二人の結末は読む前にある程度の情報があったのでちょっと衝撃的でしたが、実際に読んで、私はあれでよかったと思います。
また読み返そうと思わせる小説です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年1月1日
読了日 : 2013年1月1日
本棚登録日 : 2013年1月1日

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