脳科学者の茂木健一郎さんが、『かつて、保坂は、作品が長すぎると注文を付けられ、「じゃあ、どこでも良いから適当なところで切ってください」と答えたと聞く。人生、いつどこで唐突に終わるか判らない。生きることの自由は、何時訪れるか判らない「終わり」の予感の中でこそ輝く。』と、保坂さんの別の本の書評で書いてらした様に、この話もちょっと唐突に感じられるところで終わった。きっと花ちゃんが歓んで生きてるから。
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猫
- 感想投稿日 : 2006年6月16日
- 本棚登録日 : 2006年6月16日
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