タイトルから期待した内容と中身の差が大きかった。
日本人の、貴族、武士、農民といった階層ごとに、時代ごとにどのような材料、調理の食事をしていたのか、メニュー例などを期待していた。
この本の内容としては、歴史の教科書をさらっと流しながら、その頃の資料に残る食関連の内容を抜粋するような進め方で、イメージ喚起が乏しい。
読み手に多少の知識があると、そんなことは知っているよ、程度の内容が殆ど。
過去の具体的な食卓となると不明な点が多く、安易な描写は避けているのだろうが、読み手には退屈。
食に関する歴史的な資料の記載は豊富なので、その資料をメモして、さらに深堀りする機会にできれば。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月20日
- 読了日 : 2022年5月20日
- 本棚登録日 : 2022年5月20日
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