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純白の似合う季節に (ライムブックス ブ 1-4)
- コニー・ブロックウェイ
- 原書房 / 2007年9月10日発売
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わけあってロンドンを逃げ出したレッティ、降り立った先の地でひょんなことから別人と勘違いされ「いっこくも早く立ち去らなければ」と焦りを覚えつついつもいつしか深みにはまり、いろいろ奮闘する話です。
ヒロインが詐欺師というちょっぴり変化球の内容。
多少気になる部分(せめてアンコールになってからとか……)はあるけど後読感はわりといい。
2012年7月11日
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悪の華にくちづけを (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
- ロレッタ・チェイス
- 二見書房 / 2008年9月19日発売
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愛を知らずに育った子供がやがてひねた大人に成長して女性と出逢い、反発しながらも幸せを掴む、というものすごく大まかにいうとそんな内容。キャラがそれぞれ魅力的で飽きさせないストーリーなので一気に読めた。ラストかっちりと収まる感じが良く、脇役もちゃんと掬い上げているので後読感も良かった。
2012年6月21日
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あなたを夢みて (ライムブックス ク1-12)
- リサ・クレイパス
- 原書房 / 2008年4月10日発売
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怒ったり興奮したりすると、つい昔の汚い言葉が出てしまうデレク。育ちの悪さがはしはしににじむデレクだが、その人となりが魅力的。ヒロインのサラも好感が持てる。リリーや、ワーシーなどサブキャラもそれぞれ魅力的で楽しめた。
そしてジョイス。ものすごい悪女として登場するが、その生い立ちを考えるとちょっと可哀相に思えてこないでもなかった。
2012年7月10日
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狼と鳩(下) (ソフトバンク文庫 ウ 3-2)
- キャスリーン・E・ウッディウィス
- ソフトバンククリエイティブ / 2008年10月17日発売
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前半、あいかわらずのヒーローの煮え切らない態度にイライラさせられるものの、後半はそんなこともなく最後まで楽しく読めた。
ラグノールのエピソードは予想通りだったが、グヴィネスはなんだか可哀相だった。
ヒロインの母の扱いの酷さが気になっていたので、ラストはほっとした。やはり彼女にもレディとして返り咲いて欲しかったので。
……ところでフリンはちょっとそれっぽい描写もあったことだし、スゥエインと良い感じでいいのかな?
2012年2月21日