わけあってロンドンを逃げ出したレッティ、降り立った先の地でひょんなことから別人と勘違いされ「いっこくも早く立ち去らなければ」と焦りを覚えつついつもいつしか深みにはまり、いろいろ奮闘する話です。
ヒロインが詐欺師というちょっぴり変化球の内容。
多少気になる部分(せめてアンコールになってからとか……)はあるけど後読感はわりといい。

2012年7月11日

読書状況 読み終わった [2012年7月11日]
カテゴリ ヒストリカル

愛を知らずに育った子供がやがてひねた大人に成長して女性と出逢い、反発しながらも幸せを掴む、というものすごく大まかにいうとそんな内容。キャラがそれぞれ魅力的で飽きさせないストーリーなので一気に読めた。ラストかっちりと収まる感じが良く、脇役もちゃんと掬い上げているので後読感も良かった。

2012年6月21日

読書状況 読み終わった [2012年6月21日]
カテゴリ ヒストリカル

怒ったり興奮したりすると、つい昔の汚い言葉が出てしまうデレク。育ちの悪さがはしはしににじむデレクだが、その人となりが魅力的。ヒロインのサラも好感が持てる。リリーや、ワーシーなどサブキャラもそれぞれ魅力的で楽しめた。
そしてジョイス。ものすごい悪女として登場するが、その生い立ちを考えるとちょっと可哀相に思えてこないでもなかった。

2012年7月10日

読書状況 読み終わった [2012年7月10日]
カテゴリ ヒストリカル

前半、あいかわらずのヒーローの煮え切らない態度にイライラさせられるものの、後半はそんなこともなく最後まで楽しく読めた。
ラグノールのエピソードは予想通りだったが、グヴィネスはなんだか可哀相だった。
ヒロインの母の扱いの酷さが気になっていたので、ラストはほっとした。やはり彼女にもレディとして返り咲いて欲しかったので。
……ところでフリンはちょっとそれっぽい描写もあったことだし、スゥエインと良い感じでいいのかな?

2012年2月21日

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