闇の星座 (角川ルビー文庫 ―ランウェイボーイズ4)

著者 :
  • KADOKAWA (1996年1月1日発売)
3.78
  • (3)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 1
5

ブランド専属のモデル達の話で、主役(日本人の少年・悠)がないがしろにされまくる。
 一巻なんか最初と終わりに出るだけで、同居人(ただの友人)に主役をぜんぶ取られてしまった。
 四巻かけて悠はカリスマ的モデル(むろん男)アシュと両思いになるのだが、初エッチはすっ飛ばされてしまうという、このなんとも言えない軽い扱い。そしてなんだか無理矢理に濡れ場を最後に加えて終わった。(松岡さんは彼が嫌いなのか?)
 リアルタイムで読んでいるときは、「次こそは悠が主役」と期待して読むのだが、いつも裏切られた。
 最後まで裏切られた気がする・・・・・・。おかげで友人達と賭がなりたったが、結局親の総取り。
「彼は主役にならなかった」ということになってしまった。
 主人公の扱いのむごさを楽しむための一品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ボーイズ・ジュネ
感想投稿日 : 2008年8月30日
読了日 : 2008年8月30日
本棚登録日 : 2008年8月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする