1997年(底本1994年)刊行。短編サスペンス8編。この著者はグロい描写はしない。また、伏線というか、前振りがきちんとあるので、衝撃度は控えめ。という意味で安心して読めるものの起伏は小さいとの感はある。まぁ、ないものねだりを承知で言うが、もう少し吃驚させてもよいのでは…。つまり、前振りの描写を少なくしてもよかったのでは、と思わないではない。なお、結果的に一番他愛のない話であった「危険な食卓」の結末が一番予想外だったかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月20日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月20日
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