1995年(初出1968~70年)刊行。知人からの借り本。全体的に一貫したテーマとは言いにくいが、いずれも、一癖二癖ある登場人物の、思いもかけぬどんでん返しが印象的。というより、復讐劇あり、戦争悲劇あり、人類破滅の風刺あり、アダムとイブの如き作品ありと、全く括れないことが著者のストーリテラーの広大な世界を雄弁に語る。◇良い意味での女の業という観点から、「猫の血」「聖女懐妊」を推したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2017年1月22日
- 読了日 : 2017年1月22日
- 本棚登録日 : 2017年1月22日
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