2006年(底本1999年)刊行。本書で書かれている内容が実証されたものとは到底言い難いが、人間が脳内において表象するものを解読しようとする意欲あふれる著作。ただ、著者自身、爾後は多作に堕してしまい、著者の書の中で良書(というか読みたくなる本)というのは多くはないが、本書だけは別儀。極めて興味深い内容を有している。主観、私あるいは自己、さらには、心あるいは各種の感情を考察する上で一読の価値は存在する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年1月6日
- 読了日 : 2017年1月6日
- 本棚登録日 : 2017年1月6日
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