亡父から相続した西伊豆の小さなセカンドハウスに通い続けて約30年。セカンドハウス・ライフの面白さや楽しさを長く味わって来たつもり。そこに一人息子の独立・親離れが重なり、今度は夫婦揃って大好きな京都にももう一軒...と思っていたところで巡り合った一冊。
今から約10年前に京都中心部に古い町家を購入し、セカンドハウスとしてリノベーションして住み始めるまでのドキュメンタリー風エッセイ。最初から最後まで「なるほど」「そう来るか」「だよねー」と頷きながら楽しく読了。
ウチは「先ずは賃貸マンションあたりからお試しで」と思っていたのが、読み終える頃には「ウチも町家購入&リノベもいいなあ」と。単純なのだ。
セカンドハウス志向が無くとも、京都好きの方なら、ちょっと変わった京都案内としても楽しく読める。その視点と描写は、さすがプロのライターさん。
我が家にとっても良い刺激になる参考書でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年8月27日
- 読了日 : 2022年8月27日
- 本棚登録日 : 2022年8月27日
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