120年位前のマンハッタンの日常を簡潔で刺激のあるストーリーで描写した短編集だが、原文を見ていないが訳文の質が素晴らしいと感じた.新聞に掲載される程度の長さで、日常のトピックを巧妙に入れ込んで、人々のやり取りをやや風刺的に記載している.新聞を楽しみにしていた人が多かったと推測される.感謝祭に通りがかった人にご馳走する「感謝祭の二人の紳士」が面白かった.随所に警官が登場する場面が多々あったが、治安維持のためか意外な感じがした.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2023読破
- 感想投稿日 : 2023年8月11日
- 読了日 : 2023年8月11日
- 本棚登録日 : 2023年7月19日
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