わたしにとって初めての西村京太郎作品。鉄道ミステリ第1作で代表作のひとつといわれているが、物足りなかったというのが正直な感想。旅情が感じられる題名とは裏腹に、駅名が羅列されるだけで具体的な風景描写はなく、行ったことのない人にはさっぱり様子がわからない。謎に関しても出だしこそ期待をいだかせるものの、しだいに散漫な印象になって、すっきり解決しないまま終了してしまう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
・国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2012年8月29日
- 読了日 : 2012年8月24日
- 本棚登録日 : 2012年8月22日
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