異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年2月25日発売)
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本棚登録 : 1969
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図像学という研究分野を初めて知った。興味深いが怖がりな自分には難しい学問かもしれない。

千景の過去の事件。両親のことを愛せない。その分、祖父母はよくしてくれた。日本では変わった子でしかなかった千景。イギリスで飛び級で修士号が取れるくらいの秀才。それでも年上の人に交じって学問を追及する大変さがあったようだ。

今回は盗まれた絵を奪還するお話。何やらその絵には謎の図像があるようで・・図像学者の千景に協力依頼が入る。幼いころ、千景を救ってくれたのは?
すごく大人な女性のように話すが、主人公は18歳の設定なんだ。飛び級するだけある。もっと18歳らしく生きれればいいのにね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年7月27日
読了日 : 2023年7月26日
本棚登録日 : 2023年7月25日

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