1953年頃の二人のやりとり。これを境に決裂してしまう。
まずサルトルがメルロポンティに、君は哲学に専念するならば政治的な発言をやめてほしいという感じのことを言う。メルロポンティは、政治と哲学はそんなにきちんと分けられるわけじゃないと返す。出来事だって、それを単体で語るだけでなく、歴史という全体の中で語られなくちゃいけないのに、と。サルトルは納得するが、当初の揉め事についてはちゃんとコメントしない。こんな感じ。
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- 感想投稿日 : 2016年5月6日
- 読了日 : 2016年5月6日
- 本棚登録日 : 2016年5月6日
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