土砂降りの雨が降る夜、アパートの前で倒れていた譲原紗矢と言う女性を助けた舞原零央。お金がない。帰るところもないという彼女に、零央は仕方なく居候をさせてあげることにした。
綾崎隼さんは二冊目。言葉の選び方や表現がやっぱり素敵です~。
同じ時を重ねている間にふたりの心も寄り添っていくのですが。それではい、終わりといかないのが、この作者さんらしいです。
まさかの!えええ~。
意図せず出来上がった三角関係ですが、このメインの三人にはある双子が絡んできます。
これが紗矢にとってはかなりエグい。
…はずなのですが、姉の夏音がさらりと流します。
他のキャラがやったらうそ臭さを感じるかもしれませんが、その前に夏音のお話が挟まれているのでなんとなく頷けてしまう。
そしてこの夏音のお話が、私は一番好みでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年6月13日
- 読了日 : 2013年6月13日
- 本棚登録日 : 2013年6月13日
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