かわいらしいひらがなの題名ですけど挫折を経た正直な料理人と無骨で無口な猟師2人の話ですからね。ジビエ、というあまり馴染みのない世界の話ではあるものの料理の描写には涎が出そう。
人間に害だからと殺した鹿をただ燃やして「処理」するあり方よりも、殺した責任を持ちその肉を美味しく頂くことを選んでいる覚悟のようなものを猟師の方に感じました。
読後はむっしょうに肉肉しい何かが食べたくなって、田舎風パテというものを作りました。しかしやはりみかんをたらふく食べたヒヨドリ、、食べてみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月20日
- 読了日 : 2021年6月13日
- 本棚登録日 : 2021年6月13日
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