第二次世界大戦末期のイタリアが舞台。
砲撃で家族を失ったジュゼッペは、アメリカ兵に助けられ、ライターや十字架をもらった。ひとりぼっちになったのでナポリに住む靴屋の叔母さんをたずねようと旅をするが、泥棒の仲間だと間違えられて捕まえられたり困難にあう。たどり着いたナポリで優しい若者ウリッセと孤児のマリアと知り合う。が、孤児院に入れられそうになり、それを助けたことから、家から離れることに。
ローマにて、「子供たちの町」があるというのでその建物に入ったが、そこは子供たちがアメリカの輸送車や列車を襲撃して暮らしていた。
マリアが子供だからか、強引であり我儘ですね。戦争によって子供たちも考えが狂ってしまっている。盗むのも悪いことではないという。
最初に助けてくれたアメリカ兵たちが、要所要所にでてきてピンチを救ってくれたりするのは、何かを表しているのだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2012年12月30日
- 読了日 : 2012年12月30日
- 本棚登録日 : 2012年12月30日
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