リクル-トのDNA(ディ-エヌエ-): 起業家精神とは何か (角川oneテーマ21 A 61)
- 角川書店 (2007年3月1日発売)
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元リクルート・起業家という単語をよく聞く割には、具体的な人名が思い浮かばないと思っていた。たまたまこの本が会社に転がっていたので読んでみた。
創業からの歴史がよくわかったし、読み物として日本の現代経済の一側面も読める様で面白かった。でも創業者としての視点と社員としての視点はどのぐらい近いのだろうかと感じなくもなかった。
特に日本経済が戦後立ち直っていくにあたり、たくさん出てきた起業家たちが大卒人間・高学歴人間をあまり使えないと評価しているところが興味深い。その辺り、とくに先進国においてこれほど院卒者の地位の低い国である日本になってしまった所以だろうか。まあ商売のセンスに学歴は不可欠な要素でないことは確かだが・・。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月26日
- 読了日 : 2019年5月26日
- 本棚登録日 : 2019年5月26日
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