君の国の詩人が言ったろう。時は、時間で数えるものではなく、心臓の鼓動で数えるものだって。
そんなことはないはずだ。俺が間違ってたまるか!整然と、規則正しく積み上げた事実の中からは、ただ一つの解決しか生まれないはずだ。きっと正しいに違いない!俺は正しいんだ!
すごくよかった。事実を整然と並べていけば、確かにこの展開にたどり着く。きちんと必要なことは用意されているというのがすごい。
海辺での二人のやりとりはテンポよく、ユーモアも感じ、一気に読める。というより第二の事件からは止まらない。
日本版ポアロが野村萬斎というのは本当に絶妙。あともう少し肥えていれば自分のイメージに合致する
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月23日
- 読了日 : 2023年7月28日
- 本棚登録日 : 2023年7月23日
みんなの感想をみる