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2021-10-05T14:46:39+09:00
人間に大きな希望を抱いている人魚の母に大変申し訳なく思った。きっと人間はそんなにやさしいものではないから…そして滅びるまで怨むことになる。思いの外悲しい物語であった。種族の違いは簡単に相入れるものじゃない。
月の光、海の暗さ、遠くの蝋燭の灯り、そういった明暗のコントラストが美しく目に映った。波の音を聞くとき、何かが聞こえないか耳をすませてしまいそうだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年10月5日
- 読了日 : 2021年10月5日
- 本棚登録日 : 2021年10月5日
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