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2021-12-17T07:59:39+09:00
押絵の中の人形に恋した青年の、幸せで哀れな末路だ。
文章からしっとりと響いてくる色気、でも物悲しさが付きまとう。
汽車での一時の夢だったのか、老人の虚言・妄想なのか、それとも老人の語る通り真実なのか、確かめる術もない。
すぐそこに別世界への入り口が控えているような不思議な話だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年12月17日
- 読了日 : 2021年12月17日
- 本棚登録日 : 2021年12月17日
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