虹色のトロツキ- (8) (中公文庫 コミック版 や 3-26)

著者 :
  • 中央公論新社 (2000年9月25日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 10
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★下のほうでラストシーンに触れていますのでご注意ください



■1巻
とりあえずおもしろいけれど ナムジとは違ってバックグラウンドとしての知識がほぼゼロなのでそのあたりはなんともいえん 少し予備知識を入れてから読んだほうがいいかな 2巻はいつになったら借りられるだろう?

■2巻
面白いような気がするがいかんせn予備知識がなさすぎてナムジとは違う 少しウィキなど読んでからのほうがいいか?

■満洲事変 - Wikipedia
虹色のトロツキーの前知識として読んだ うーむぜんぜん知らんかったわい 太平洋戦争は陸軍とくに関東軍の暴走がきっかけってことになるのかな

■3~5巻
おもしろい グイグイ引き込まれる でも一回読んだだけでどうこうと言えるほどの知識がない
安彦本当に絵がうまい 筆で描かれた線が力強くかつしなやか まさに肉筆 ナムジ買おうかなー

■6巻
李香蘭が出てきたと思ったら おお麗花も再登場!

■8巻
p.85 麗花が泣き叫ぶ

こんな戦争になんの意味があるの!?
なんのためにこんなところで殺し合いをするの!?
なにもない草原だけの土地で
もともとは誰のものでもない土地だったのに
包(パオ)に住むモンゴル人が羊や馬に好きなだけ草を食べさせていたのに!
何百年もそれでよかったのに!

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あの草原を思い出すとまさにそのとおりだと思う 誰のものでもない ただの広大な草原

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p.268 草原に倒れ込むウムボルト

(生まれてくる麗花との子どもに)
どんな子だって どっちに似てたっていい
幸せにさえなれれば
こんな時代じゃない もっといい世の中なら 幸せになれるよ きっと……
いい世の中っていうのは 人と人がみんななかよくできる世の中のことだ
そんな日が速くくるといいな……

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ラストシーン 55歳の息子の姿に重なる若きウムボルトの姿 笑顔 彼の祈りがかなったのか

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2024年4月1日
読了日 : 2024年3月30日
本棚登録日 : 2024年4月1日

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