誰でもよかった

著者 :
  • 講談社 (2011年3月18日発売)
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本棚登録 : 292
感想 : 60
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秋葉原の事件がモデルか。

渋谷のスクランブル交差点に車で突っ込み
その後次々と無差別にナイフで殺す。

殺される人たちの視点や
犯人の視点
交渉していく警察の視点など

事件をリアルタイムで体験しているかのような
臨場感と緊張感があった。

交渉していく中で
上司がなぜか犯人の気持ちを逆なでするような指示をしたり
だんだんイライラしてくる。
この上司みたいな人、本当にいるんだろうか。
昨今の政治家見てると
いるんだろうなって気がする。
もちろん犯罪は悪で、このような犯人は許せないが
この横川課長みたいな人が
社会を仕切ってるから
こういう追い詰められる人が生まれる気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年4月16日
読了日 : 2020年4月16日
本棚登録日 : 2020年4月14日

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